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文句の多い映画鑑賞『ウォルト・ディズニーの約束』

 
私の大好きな映画『メリー・ポピンズ』の製作時に、原作者であるP.L.トラヴァースがあれこれ注文や文句を付けてきた話は聞き及んでいましたが、この『ウォルト・ディズニーの約束』はそんな製作現場の苦労とトラヴァースの幼少期が交錯するストーリーです。

意地の悪い見方をすれば、気難しい婆さんでさえ落としたディズニー帝国のオレらどうよ、という自慢話に見えないでもないですが(そして製作から50年近く経ってあの頃の苦労は壮絶だったからいっそ映画にしてしまおうという商魂もどうかと思いますが)、どこまでが史実でどこまでがフィクションか不明なりにトラバースの幼少期のエピソードが『メリー…』にオーバーラップする作りは非常に興味深いものでした。
映画の完成試写会での盛り上がりようは『メリー…』の特典映像で見たままでよく再現したなあと嬉しくなりましたし、試写会のシーンで実際の『メリー…』の映像が使われているのを観ると、『メリー…』本作への愛着と『ウォルト…』での苦労が実を結んだ安堵感でなんだかジーンとしてしまうのでした。
原作に比べメリー・ポピンズの性格が明るく活発なことや、バンクス夫人が婦人参政権運動に走っている辺りはやはりトラバースとしては不満でしょうが、この物語がバンクス氏を救うストーリーに帰着したこと、その結果トラヴァースの幼少期に福音をもたらしていることは、ディズニー氏の愛情と言うべきでしょう。

何にせよ『メリー…』は、映画会社にとってもファンにとっても忘れ難い名作であることはここでも揺るぎないのでした。
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