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どうにもこうにもな日々の備忘録

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沙粧妙子の呪縛

 
私の思春期に大きな影響を与えたドラマはなんと言っても『X-ファイル』ですが、思えばもう一つ強烈に印象に残ったドラマがありました。
それは『沙粧妙子―最後の事件―』です。
『沙粧…』はこの20年間、毎年1回は夢に見てうなされるのです。強烈な印象というかもはやトラウマの域です。

連続殺人事件を追いかける女刑事・沙粧妙子の前に次々と猟奇殺人者が現れる、画面が異常に暗いこのドラマ。沙粧妙子を浅野温子が演じ、相棒に柳葉敏郎、同僚に佐野史郎や蟹江啓三と、非常に豪華なキャスティングでもありました。
映像は終始、爪剥がされて死んでるー!とか口の中にバラの花びらが詰まりまくり!とかうっそうとした森の中で土をざっくざっく!とか、息をつかさぬ勢いとインパクトとおどろおどろしさがありました。
『沙粧…』の前後の年はサスペンス・オカルト・ホラーがブームで、また組織捜査やプロファイリング、洗脳などにも注目が集まった時期であり、洋画で『羊たちの沈黙』『セブン』、TVドラマで『ツインピークス』『X-ファイル』、『沙粧…』関係で『NIHTGT HEAD』『アナザヘブン』、邦画だと『リング』『らせん』など、現実世界で起こっていたオウム事件や酒鬼薔薇事件と相まってメディア全体が仄暗い雰囲気でした。

今週も久しぶりに夢で沙粧妙子に脅かされ、翌朝職場で「沙粧妙子って知ってる?」と周囲に聞いてみたところ…誰も知らん!意外!あんなに怖いドラマだったのに!
同僚の一人は「自分は『あなたの知らない世界』が怖かったなー。あと、小学生の時観た『わが子よ』がもう、交通事故に遭って、労災効かなくて、医療保険の資格が切れて、借金が次々できて、不幸の連続ですごかったんよー。今から考えると、あれは自賠でなんとかなりそうなんだけどね」と医事課の職員らしいことを言っていて笑えました。
で、「沙粧妙子のどこがどう怖いの?」と聞かれたので、「女刑事が猟奇事件を追いかけるうちに精神を病んで、ことあるごとに過呼吸に…」と全然怖くない方向に説明してしまい、まあ確かに過呼吸に襲われるたびに三白眼で髪を振り乱す沙粧妙子も怖いっちゃあ怖いんですが、怖さの本質は別のところにある多分。

そんな訳で、職場では『沙粧…』の怖さを共有できなかったのでネット世界に飛び込み、沙粧の仲間探し。
さすが分かってらっしゃる2ちゃんねるの掲示板ではみんなで「あれは傑作だった」と台詞を言い合っているログが読めました。
pixvの数少ないイラストのタブに「ドラマ」「浅野温子」などと一緒に「トラウマ」が登録されていたのが可笑しかった。やっぱりみんなトラウマなんだね。

しかし何が一番怖いって、今私と沙粧妙子は同い年なんだって。マジかー。
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