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どうにもこうにもな日々の備忘録

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「私みたいな者も、居ていいんでしょうか?」「居てよしッ!」

 
自殺企図の患者さんが入院してきて、毒物服用だったのでDPCは「急性薬物中毒」だけどDPC期間が短くて5日で終了、カウンセリングばっかりやっているしいっそ「うつ病」で組めないかと診療録管理士に聞いてみたりしたけどやっぱりズルはできませんでした。

患者さんのカルテを読んでいると感じるのは、人ってすごく辛いことがあってもその原因から逃げるんじゃなくて、そこに固執したりこだわることで癒されようとする部分があるよね、ということ。
『名前のない女たち』というAV女優のルポで、多くの女性が性的虐待や暴力を受けながら性産業に従事して自分の苦しみから抜け出そうとしていたように、患者さんも虐待を重ねてきた家族とずっと関わり合い、逃げられる年齢になっても一緒に自営業をやったり旅行に行ったりするまで頑張っていて、カウンセリング記録を読みながら暗澹たる気持ちになったのでした。
また、全ての人がそうでないとは言え、幼少期に辛い経験をしたいわゆる「サバイバー」はその後もしんどさがあったり、生きづらさがあったり、人間関係が上手く行かなったり、なかなか難しいものだなあということを専門家でもないのに勝手に考えてしみじみした。

そんな訳で今週はなんだか落ち込み気味でした。(メンタルな内容のカルテに影響されやすい。)

自分を愛せない時は、『すいか』の教授の呪文で元気になるしかない。「居てよし」「居てよし」…。
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