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文句の多い映画鑑賞『メリー・ポピンズ 40th anniversary edition』

 
ふと思い立ってYoutubeで「2ペンスを鳩に」(映画『メリー・ポピンズ』のヒット曲)を見ていたら、『メリー・ポピンズ』のメイキングやらプレミア試写会やらアカデミー賞受賞式やらの映像にぶち当たりまくって、「言ってることが分からんくてまどろっこしいわ!」とついにDVDを買いました。
DVDでは「40周年記念」を謳っていますが、もはや50周年に到達しています。あの映画が50年前の作品だなんて!早いわー!

『メリー・ポピンズ』は私が小学生の頃どハマリした映画でした。
初めにCDでサントラを買ってどハマリし(本編観てないのにサントラから入った)、本編でどハマリ、原作にどハマリ、ジュリー・アンドリュースにもどハマリ、小学生にしては渋いところを突っ走った訳です。
『メリー・ポピンズ』は実写とアニメが複雑かつ繊細に入り混じる、ウォルト・ディズニー面目躍如の一作でして、発表から50年経った今でも全く色褪せない映画のテクニックが満載なのですが、正直10回以上観てもどこがどうやって撮られたのか全く分かりませんでした。
今回、DVDには撮影裏話がふんだんに盛り込まれており、副音声や特典映像でばんばん種明かしをしてくれています。
ネタを明かせば、アニメ合成部分は黒を背景に俳優の演技撮影してから別に作ったアニメを追加、ワイヤーをフル活用し、早回しや遅回し、上下逆さで撮影するなど本当によく出来ています。子供の時に読んだ特撮映画の撮り方の本そのまんまです。
黒背景を背にアニメがあるつもりで演技した俳優陣の苦労がしのばれるところですが、それ以上に現場は若い才能で活気に満ちており、古き良き映画黄金期の輝きが見て取れます。
『メリー・ポピンズ』の上映権を巡る粘り腰の交渉、俳優(特にその時無名だったジュリー・アンドリュース)起用への苦難、撮影現場での試行錯誤、同年公開の『マイ・フェア・レディ』との因縁など、興味深いエピソードは尽きませんが、個人的に何より強烈だったのは原作者・P.L.トラヴァースの過干渉でした。
原作者のトラヴァースが、本編の中でメリー・ポピンズのスカートの裾がまくれ上がったシーンに難癖を付けていたのは聞いたことがあったのですが、本当はもっと色々あったようで、ぶっちゃけ特典映像の中で語られる以上に一悶着あったのだろうなと思いを馳せずにはいられませんでした。
ちなみにトラバースとのエピソードはこの春の映画、『ウォルト・ディズニーの約束』にまとめられているそうです。

それにしても、小学生の頃は図書館の映画名鑑くらいしか『メリー・ポピンズ』の情報を得るものがなかったのに、今はYoutubeがあるしウィキがあるし、DVDでこれでもかとネタばらしをしてくれて、秘蔵写真の数々や合成前映像と合成後映像の比較まで見せてもらえるなんて、DVD時代万歳って感じです。本当にいい時代になったものです。

そんな訳で、今『あまちゃん』とともに『メリー・ポピンズ』フィーバーが来ています。
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