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どうにもこうにもな日々の備忘録

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今週は入院中受診のお話。

 
ますます調子にのり、「おたんこ医事課」としてカテゴライズしました。Mさん応援ありがとう。

今日も今日とて医事課のお話。
もうねー、今週何が困ったって、入院中の患者さんがよその病院を受診したんですよ。これがもう大変だった。
入院中受診の何が問題かというと、うちで入院している以上、他の病院での診療は保険が適用されないので、入院中受診だと知らずに受け入れた他院は医療費の3割分は患者に請求するとして7割分は自分んとこで被ることになり「聞いてねーぞおらー!」という事態になるのです。
なので、やむを得ず他院を受診する場合は、他院の医療費はうちがお金を出す(レセプトを買い取る)ことにするので、受診前に医療機関同士での連絡が不可欠なのです。

今回の入院中受診は
・患者は入院前から入れていた他院の診察予約をキャンセルせずに受診、予約があることを医事課では察知できなかった
・医師は入院中受診を承知し診療情報提供書を作成したが、医事課には連絡しなかった
・患者が他院に出掛けるのを看護師も確認したが、医事課には連絡しなかった
・患者本人がある医療機関の事務長で、恐らく入院中受診のあれこれを知っていたと思われるが、相談はなかった
・患者が看護師に「入院中受診だがいいのか」と尋ねる場面があったが、その看護師が新米で入院中受診の重大さを認識せず、そのままスルーした

という色々が重なり、なんでこんなみんな知っていながら教えてくれなかったの!?というほど連絡が遅れたのでした。
私が気が付いたのは患者が受診した翌日、ふとカルテを見ると「他院受診」の記載があり、慌てて他院に確認したところ他院も知らずに保険で計算して患者に請求を済ませていたことが分かり、そのお金の払い戻しの依頼に追われました。
おまけに、診察だけならいざ知らず、当院でも処方できる内容の薬の処方箋まで出ており、なぜその辺りを医師同士で連携できなかったのか悔やまれるばかり。
もちろん院外処方だったため、処方薬局にも迷惑が掛かりました。

教訓は…もう教訓だらけっつーか、とにかく医事課では入院時に「他院受診はダメだからね」って言うのを徹底するってこと。
今回、患者さんは正月三が日に入院し入院時にコンタクトを取れなかったのでそのままにしていたのも悪かったし、事務長なら分かってるでしょって患者さんを信用し過ぎたのも悪かった。
あとは、病棟の方で入院中受診について知ってもらう。医師も安易に他院受診を承知しない。

今週は本当、この事案が大変だったんですよ……。なんだかお粗末な話なんですけどね……。
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