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WHAT'S NEW & DIARY in ROUTE66

どうにもこうにもな日々の備忘録

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ダミのお暇

 
退職の意思を示したら、主治医からも職場からも「まずは休職で」と言われたので、ひとまず1ヶ月の休職に入った。
主治医の元に診断書を取りに行ったり、職場に診断書を出すついでに面談受けたり引き継ぎしたり、ハローワークに行ったりで、なかなか慌ただしい一週間だった。(というより慌ただしくしていないと、なんだか落ち着かない貧乏性なのであった。)
例の上司からは「ホンマ申し訳なかった!」と謝罪があったが、どこをどう考えていたとか、どこを今後はどう変えて行きたいとかという話はなかったし、私自身あまり上司と話をしたくなかったので、特に多くを語らず帰ってきた。
そういう「あなたのこういうところが私にとってはこう感じられた」というような確信を突いた話をするのが本当に苦手で家族に対してでさえ出来ないのだが、この「とにかく私が黙っていれば丸く収まるんだ」という思考回路が自分にストレスをかける原因の一つなんだなあというのは今回の件で気付けたことだった。

仕事を休職になった途端に朝の吐き気はすっかり鳴りを潜め、「先生、この先私が治癒したかどうかってどこで判断するんだろ…」と変なところで心配になる。
3年間続いた朝の吐き気がこの2・3日で治るとは思えないが、何せ仕事に出なかったら吐かない訳で。
吐かないことで朝身体的に楽なことに加え、前夜に翌朝を思って憂鬱になるのがなくなって精神的に楽。
翌朝吐くことを考えると前夜どんなに空腹でも間食は控えないといけなかったし(空腹時の胃液は無味だが、何か食べた後はそれはそれは酸いのだ)、迂闊に薬など飲むと翌朝大変苦いものを吐く羽目になるのであった。なんかそういうのから解放されただけでも楽。

NHKの「100分de名著」、神谷美恵子の『生きがいについて』がこのタイミングで放送…と思い観念して観ている。
高校時代に一度体調を崩して休学した際、図書館司書の先生から是非にと渡された神谷美恵子の著書の数々を、私は読まずに「面白かったですー」と言ってそそくさと返却した過去を持つ。
迷っている人生の道しるべとして貸して下さったのだろうが、あの時は自己啓発的な本を読んで内省する気力が全くなかった。
あれから20年経って、満を持しての神谷美恵子…。確かに内容は興味深いが、読むべきはあの高校時代でも、今でもない気がやはりする…。


今週の参考文献
・大和彩『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで』…親族に支援してもらえる関係が最初からあったらそもそも生活保護にはならないんだ、生活保護に至るということはそれだけ社会資源が人より乏しいんだ、というのがよく分かった。
・東藤泰宏『ゆううつ部!』…精神的なストレスが精神的な症状に出る人が話の中心で、私のように精神的なストレスが身体的な症状に出る人の本が読みたい。
・コナリミサト『凪のお暇』…書店で1話だけ試し読みしたが戦慄した。会社で合わない周囲に合わせ続けて退職するヒロイン。痛すぎて今は読めない本№1認定する。
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私の中の核時計、だいたい3分前

 
上司の言葉を受けて、退職を決意した。西原理恵子のような助言で背中を押して下さったMさんに感謝したい。
今月中にある予定の上司との面談がまだ日程が決まっていないので、それまでに失業給付の支給期間を調べて、仕事の引き継ぎ→退職→失業給付受給→給付期間満了で転職となるよう逆算して、面談日には退職届を出してしまおうと思っていた。
失業給付について聞きに行ったハローワークで、体調不良で仕事を辞めたいと思う、この職場では以前も体調不良で休職したことがあってもうこれ以上は、という事情を説明したところ、窓口がちょっとさざめいて、別の窓口に行けと言われる。行ってみるとメンタル専門担当者のような人が出てきて、「これまでよく頑張ったね」と言ってくれた。不意打ちのような優しさに、思わず涙がボロッと出た。

ハローワークでいい担当者に恵まれたところで色々アドバイスをもらい、職場に退職の相談に行った。
例の上司とは話す気にならないので、上司の上司(かつて私が休職した時には私の直属の上司でもあった)と主任にそれぞれ事情を説明すると、いずれも「体調が悪いとは全く気付かなかった」「休職して良くなったと思っていた」「退職はすぐ決めず休職がよい」「退職するのはもったいない」という話になる。
まあ何せ私も朝吐きながらも出勤したら吐き気が治まる(というか治める)ので何事もなく仕事をしてきた訳で、ある意味気付かれないようにしていたからそりゃ気付かんわなと思う。
あと、「コップの水が溢れる前に声を出そうや、生き方が上手くないわ」とも言われる。それは本当にそうだなあと反省した。

退職を決意したら途端に家での体調も崩れ気味で、いかにも身体が緊張から解放されて自由にやってる感がある。(そしてその状態でもやはり仕事に出たり人に会ったりするとまた症状が治まるのであった。よく出来てるわ私の身体。)

ドラマ『すいか』で、基子さんが仕事をズル休みする回を観る。
この回では、絆さんがマンガ家を辞めて一瞬バイトに就き、訪ねてきた刑事が仕事とは何かを語り、教授が仕事の本拠地を変えるかどうかで悩む、という仕事にまつわるエピソードが多く含まれている。
「仕事なんてさ、内容より、場って言うの?人間関係が大きいんじゃないですかね。(中略)ものすごく尊敬する人とか、面白い人とか、そういう人が居る職場が、最高でしょ。やっぱり」
ホントそれ。上司の上司と主任には言えなかったけど、もうここの職場の人間とは仕事をしたくないという気持ちがずっとあった。仕事上では関わってもプライベートでは関わりたくなくて、休憩室を避けて一人で昼食をかきこんでいた。そういう生活がもう嫌になったのだ。
でも上司の上司も主任もどっぷりこの職場の人間だから、そういう気持ちは理解できないだろうなあ。
 

私の中の核時計と夫のちんぽ

 
私の仕事を辞めたいという気持ちは、喩えがアレだが「核時計」みたいなもので、「その日」に向けて進んだり止まったり、また大きく進んだりしている。

今週、上司に「最近お前調子に乗ってるからもう『メンタルが弱い』とか言わせんぞ」と他の職員がいる前で言われた。
他の職員には私がメンタルが不調であると分かるか分からないかはギリギリ微妙なところである。それでも、私がメンタル面の配慮を求めていることが欠片でも感じられるようなことを、よくも他の職員の前で言いやがったなという気持ちである。
何より、私が調子に乗っていることと、メンタル面の配慮を求めることは別の問題である。
その日も朝吐いて出勤した。それでも職場では「調子に乗っている」と思わせるほど吐いたことも微塵に感じさせない仕事ぶりなのだ。私ほど病気と仕事を両立させている人間がいるのか。メンヘラ歴20年を舐めるな。
じゃあ上司は「仕事に出たり出なかったり、出ても何の役に立たない」ような人間しかメンタルを気遣うに値しないと思っているのだろうか。無遅刻無欠勤で、人並に仕事をする人間のメンタルはどうでもいいのか。
この職場は、仕事の出来ない人間(無能であったり、病気であったり)は大切にするが、そうした人間の分まで仕事をフォローしている人間は大切にしない。
少し配慮してくれるだけで、私は人並に、いや他の人間の分まで働ける。その配慮をしてくれないのだったら、私はもうここには居られないし、居たいとも思わない。
今月中に上司との面談が控えている。毎朝吐くことは、恐らく私の深層心理が「もう嫌だ」と訴えているように思う。(しかし私の表層心理はあまり仕事がしんどいとは思わずこんなものだと感じているので、仕事のどこがどう辛いのかが認識できていない。)
この上司に、毎朝吐く程度には体調が悪い事実を伝える価値が感じられない。配慮といっても「この人メンタル弱いらしいよ」という程度の認識であるのだったら、言うだけ無駄なような気もする。

「会社は、私達の事を粗末に扱ってないか?その事が、とても悔しい。」(木皿泉『すいか』)


話は変わるが、『夫のちんぽが入らない』という本を読んだ。吐き気がした。
特に、著者が仕事のしんどさから逃避するために出会い系で出会った男たちと行きずりの関係を重ねて行く描写が、まるで自傷行為そのもので気持ちが悪くなった。
読む前から、性的な逸脱がある人は多かれ少なかれ何らかのサバイバーだったのだろうという確信が半分あった。
性的な暴力で傷ついた人は、性的な行動で傷を治そうとする。精神的な辛さを癒したくて、心と深く関わる性的な行動に走る。
私も幼少期あれこれあって、思春期からメンタル面に不調を来し、まあ性的にあれこれない訳ではない。やはり幼少期のあれこれが、今のあれこれに繋がっている気がしてならないのである。
本は著者の「私が○○だからダメなんだ」という自罰的な思考で貫かれている。その思考は幼少期における母親の、恐らく「毒親」と近しい抑圧的な態度が大きく関係しているのは一目瞭然である。
しったらしい言葉を吐きながら著者の身体をおもちゃにする出会い系の男たちも、学級崩壊を主導しながら教員退職後の著者に助けを求める少女も、娘を抑圧しながら婚家に子どもができないことを謝罪に行く著者の母も、未婚子なしの教員を見下す「子持ち至上主義者」の既婚子ありの教員も、著者を「君ほど純粋な人はいない」と言いながら別腹で風俗に通い続ける夫も、みな身勝手で図々しい。でも世の中はこういう人間で回っているのだとも強く思う。
私はこの本を「やっぱり幼少期あれこれあると、大人になってからあれこれあるよね(特に性的に)」という視点で読んだ。世の中の批評を見ると、「セックス抜きの夫婦のあり方」みたいな物語(ともすれば美談)として読む人が多いようだが、私には著者はそう思うかなあと疑問符が付く。
何より恐ろしいのは、精神的に無理をした著者はストレスの果てに教職を辞し自己免疫疾患を発症する。同業者として綺麗事のように思える教育論を貫いてきた夫も、精神的に無理をしたのだろう、パニック障害を発症した(夫の風俗通いももしかしたらストレスのはけ口であって、かつての著者と同じ状況を呈しているのかもしれないが、だからといって妻に知られないよう配慮を怠る理由にはならない)。
折しも上司とのいざこざの中で読んだので、私の感想は「仕事のストレス怖い。私の朝吐くやつどうなっちゃうの」の一言である。
どうでもいいが、『夫のちんぽが入らない』の感想に「私も入らない」という声が一つもないのはどういうことだ。
 

私のGW日記

 
●29日(祝)
前日に未収患者の面談をし、1ヶ月1000円払うのも厳しいと言いながら当人は大型犬を何匹も買っていたり大量の間食・喫煙をしているのを知っているので、それ削ればええやんと思ってイライラした気持ちを洗い流しに倉敷を散歩する。
かつて福祉事務所で仕事をしていた時に聞いた話で、ケースワーカーをやっていると市民の負のパワーにこちらの精神が持って行かれることがあるので、ケースワーカーはみんなとある「拝み屋さん」で本気の数珠を作ってもらって身に付け精神を守っているのだ、という。私も作ろうか、本気の数珠。

●30日(祝)
出勤。半日で帰宅。
家のすぐ近くにできた「洋めし持ち帰り キリン」(岡町の麒麟食堂の分店)でドミグラスカレーライスを買ってランチとする。美味。

●1日(火)
出勤。4月の診療報酬改定で検査や手術の入力の下に入れなければならないコメントが山のように設定されていたことが月末に発覚、自分の病棟の入力を終えた後全病棟のコメントを入れまくり死にかける。
「働き方改革」とか言って医師の負担軽減は進んでいるけど、事務の犠牲は顧みないのか厚労省。

●2日(水)
出勤。患者の生年月日間違いでレセプトが返戻されており、経緯を調べたところ同部署の使えないおっさんの仕業と発覚。そんなおっさんはGWをがっつり取得し不在。
今回の生年月日間違いの責任を取らせておっさんをよそに異動させた方がよっぽど「働き方改革」だと愚痴る。使えないおっさんのミスの尻拭いで、うちの課のモチベーションだだ下がりな訳だし。

●3日(祝)
ようやく休みだが、人ごみも多いことだしほとんど外に出ず過ごす。「山珍」の杏仁豆腐が出始めたので、さっそく賞味。

●4日(祝)
出勤。レセプト点検と入力で1日が終わる。

●5日(祝)
再び休みだが、人ごみも多いことだしほとんど外に出ず過ごす。
前日に行われたスパコミの同人誌が通販に上がったので速攻で買う。数時間後には売り切れており、買っておいて本当に良かったと安堵する。
こういう出来事があると、欲しいものは見つけた時にすぐ買うに限るなあと思い、今「ネットでの買い物は1週間に2個まで!」とセーブしている自分ルールやめたろうかいという気分になる。が、ひとまずキープ・オン・セービング。
プロフィール

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